美容大好き女のミニマルライフ

ゆるーく美容ネタを取り上げるブログ。ミニマルな生活を目指しています。

【孤独?絶望?】独身アラサー理想の老後を考える

今週のお題「理想の老後」

 

私、独身アラサー(31歳)彼氏なしです。

勤めている会社も、平均よりも収入が少ない地方の小さな会社です。

 

もし、私と同じようなこんな境遇の方がいたら、

 

「老後」

 

このテーマを見て

 

「孤独」

 

孤独死

 

「絶望」

 

「年金 もらえる金額」

 

そんなことを考えてしまうのではないでしょうか?

 

でも、私は考えません。

 

まぁ、少し頑張って考えないようにしている、というのもあると思います。

 

31年生きていると、いろんな出来事に出会います。

 

まだまだ31年しか生きていないとも言えますが、

少なくとも私の人生の中では今が一番長く生きているのです。

 

その長い時間の中で、私は老後について

 

「不安にならなくてもよい」

 

「人はなかなか一人にはなれない」

 

「一人になったとしても楽しむことは出来る」

 

「人生の目的は、今の自分よりもっと成長して死んでゆくこと。

それが達成できればいい。」

 

そう思うようになりました。

 

そう思うようになった、これまでの私の話をしたいと思います。

 

 

長くなりますが、今いろんな不安を抱えている人は

ちょっとでも読んでいただけるとうれしいです。

 

 

 

20代後半の時に、ものすごく不安になった時がありました。

 

まぁ、20代後半は、ほぼずっと不安にかられていました。

 

18~25歳くらいまで、とても忙しい仕事をしていました。

 

残業はあたり前で、9時半くらいから22時くらいまではいつも仕事でした。

 

新しい商品が発売されるとか、繁忙期には24時超えたりしていました。

 

残業代のない会社だったので

(正確にいうと、「見込み残業」といって給料にもともと残業分が

入っているよ、という形態でした。

全然、見込み以上に残業していましたが・・・)

別に残業したからといって収入も増えず。

 

接客だったのですが、比較的クレームの多い業界だったので、

店内で毎日お客様から一回はクレームがあり。

 

疲労・ストレスで、休みの日は家でだらだら。

 

家はごちゃごちゃだけどどうでも良くて、

とにかく休みたい。

 

彼氏を作る気にもなりませんし、

自分に磨きをかける余裕もなくて、

仕事しかしていませんでした。

 

仕事をしていたら、いつか報われると思って、

仕事がすべてだと思っていました。

 

でも、年齢を重ねるうちに、

「私はこのまま、仕事だけしてボロボロになって死んでいくんだ」

と怖くなってきました。

 

毎日もんもんとしながら、

それでも仕事をする日々が続きました。

 

ある日、ちょっとしたきっかけで、

中年の男性からめちゃくちゃに怒鳴られました。

 

電話口で、理不尽なことでかなり長時間、

ものすごい乱暴な口調で怒鳴られました。

 

その時、私の中でなにかが切れて、

もう辞めようと思って仕事を辞めました。

 

これまでも、怒鳴られたり、暴言を吐かれたりすることが多く、

同世代の女性の中ではかなりメンタルが強かったと思うのですが、

 

なんか、もう、こんなに我慢して仕事するのやめよう。

 

そう思ったんです。

 

幸い、その仕事では役職者になっていたので、

次の仕事は比較的すぐに見つかりました。

 

でも、その仕事は契約社員でした。

 

お給料は、前の仕事とかわらないくらいだったのですが、

正社員でないとボーナスもないし、

将来も不安です。

 

そこで仕事をすごく頑張って、

ある程度の役職について会議や研修に行かせてもらえるようになるのですが、

社員試験に受からない。

 

原因は私にあるのですが、

その部分を私にはどうしてもクリアすることが出来ず、

その会社も退職します。

 

仕事も楽しく、人間関係も本当に良かったのですが、

やっぱり、頑張った結果がついて来ないと辛いし、

将来への不安があって、退職しました。

 

その後、現在の仕事に就くのですが、

 

このあたりから、考え方が変わっていきます。

 

この時28歳くらいです。

 

「仕事での収入が少なくても、結婚したらいいんだ」

 

気が付くと、周りは結婚している人が多くなっていて、

結婚のメリットに気が付き始めます。

 

二人で働けば収入も多いし、

老後もさみしくないし、

子供も欲しいし・・・

 

もしかしたら、もう働かなくても良くなるかも!

 

こんな考えです。

 

そこで、彼氏が出来たりして、結婚できたらなーと夢見たりしたのですが、

うまくいかなくなって別れたり。

 

なかなか結婚に結び付きません。

 

で、今31歳。彼氏なし。

 

やっと気が付きました。

 

私は、仕事で成功したいんじゃなくて、

結婚がしたいんじゃなくて、将来が不安だったんだ。

 

と。

 

今までは、すべての行動の動機が「将来の不安」からきているものだと気づきました。

 

でも、私の人生は、老後を考えるためにあるのではないのです。

 

私というたった一つの人生を生きるためにあるのです。

 

その一部が、将来・老後なのであって、

私の人生を生きる最後のほうがそれだ、というだけなのです。

 

「今」にフォーカスしたほうが、

自分が楽しいし、気持ちにゆとりが生まれます。

 

「仕事」とは、老後に必要なお金を貯めるためのものではありません。

 

自分が、どう社会と関わるかと選択する場なのです。

 

そして、どう社会に貢献していくのか、

自分は社会の一部としてどうありたいのかを

考え、表現する場なのです。

 

その対価としてお金を受け取り、

自分の人生を生きるために使用する。

 

そしてまた仕事を通して社会と関わっていく。

 

その繰り替えしが人生なので、

老後のお金を心配ばかりせず、

老後もそれを繰り返してゆけばよいのです。

 

そうすれば、結婚していなくても、子供がいなくても

一人になることはありません。

 

社会と関わり、人と関わり続けるのです。

 

「結婚」「子供」は、自分の孤独を紛らわすものではありません。

 

どうしても、私のような境遇だと、

それを紛らわすために求めてしまいがちです。

 

でも、そんなにあせる必要はなくて、

本当に結婚したいと思える人が出来たときにすれば良いと思います。

 

女性は子供を産むタイムリミットがあるから、

と世間ではよく言われますが、

 

私の人生は子供を産むためにあるのではないし、

私が私の望む生き方をした結果、

そうなることはあっても、

 

それを目標にする必要はないと思っています。

 

色々な考え方の人がいるので、何が間違い・正しいという事は

無いと思っています。

 

私は、

 

自分の人生をもっと楽しくするにはどうしたらよいのかな、

という事をもっと考えて生きていこうと思っています。

 

ある本に書いてありました。

 

「所詮、人生は死ぬまでの暇つぶし。

最後は結局死ぬのだから、それまで、食べて寝て生きるしかない。」

 

また、ある本にはこう書いてありました。

 

「人生の目的は、生まれてきた時よりも崇高な人間になって死んでゆくこと」

 

 

 

 

 

皆さんは、老後はどんな暮らしをしたいですか?

 

私は今のところ退職金もないし、結婚する予定も子供を産む予定もないです。

 

だけど、毎日自分の好きなことをやってのんびり生きていきたいと思います。

 

こんな風にブログを書いたり、

料理をしたり、

歌を歌ったり、

たまに小さな贅沢をして。

 

そして、今これを書いている自分よりも

 

人として芯があって

 

優しく

 

怒らず

 

心穏やかで

 

誠実な

 

そんな人間になって、

暮らしを楽しんでいたら、最高だと思います。